2025年4月16日

【折り紙ドリッパー】ドリッパーの特徴とおすすめ周辺アイテム

  

「折り紙ドリッパーってどんなものなのか?」
「普通のドリッパーと何が違うのか?」
「味に違いが生まれるの?」

うちの1軍である折り紙ドリッパーの特徴や味について記述しました!

折り紙ドリッパーとは?

折り紙ドリッパーは、折り紙のように紙を折り畳んだような形状になっており、岐阜県土岐市に本社を置く株式会社ケーアイのブランドの1つです。
バリスタの世界チャンピョンがこのドリッパーを使っていたことで有名になりました。

折り紙ドリッパーは、等間隔に20個のリブ(溝)があります。
この形状によってドリッパーとフィルターの間に溝を作ることにより、お湯の通りが良くなります。
このことから、注ぐスピードと抽出時間のタイムラグが小さくなるため、味の調整がしやすくなります。注ぎの自由度の高さから、コーヒー好きの人から支持を集めています。

ウェーブ型・円錐型のどちらのフィルターにも対応しています。

味の特徴

実際にコーヒーを入れてみました。

豆:コスタリカ
焙煎:ミディアムロースト
挽き目:中挽き(普段のペーパーフィルタ用)

折り紙ドリッパーとウェーブフィルター

ウェーブフィルター
ウェーブフィルター

リブの1つ1つに粉が入り込むので、円錐フィルターに比べるとコーヒーの粉の層が薄くなり、均一にお湯が行き渡ります。
ウェーブフィルターの底の平らな部分に粉が溜まり、お湯が溜まった粉の層を通過していくので、粉全体から成分を抽出できます。

ウェーブフィルターの組み合わせでは、注ぎのむらをなくすことができ、バランスの取れた味になります。

折り紙ドリッパーと円錐フィルター

円錐フィルター

リブ(溝)がないぶん、ウェーブフィルターに比べコーヒーの粉の層が厚くなり、しっかりと成分が抽出できていました。
円錐フィルタの組み合わせでは、より複雑な味わいになります。

評価

6つの観点を5段階で評価しました。
このドリッパーに言えるのはとにかく安定して抽出できるということです。

ドリップの速さ(お湯が抜けるスピード):4

お湯の抜けるスピードは、V60と比べやや早く感じました。
20個のリブを伝ってスムーズにお湯が流れていくからだと思われます。

味の再現性:4

お湯が流れるスピードが安定しやすいので、味が安定しやすく、再現性が高いです。
特に中〜細挽きで丁寧に抽出する場合は、バランスの取れた味を出しやすいです。

抽出効率:3

TDS計というコーヒーの濃度を測る機械で、V60と折り紙ドリッパーを比べてみましたが大きな差は見られませんでした。

扱いやすさ(操作性):4

湯量や注ぎのコントロールに対して寛容なので、扱いやすいドリッパーだと思います。

汎用性:5

V60かそれ以上の汎用性があります。
とにかく安定してドリップできます。

価格:4

1000円ちょっとから試せます。
1つ持っておくのは良いかと思います。

使用器具

使用した器具です。
あなたのコーヒー生活がより豊かになること間違いなし。
コーヒー好きの方にプレゼントとしてお渡ししても喜ばれると思います!
父の日のプレゼントとして渡しましたが、喜んでくれました!

ドリッパー

ドリッパー本体になります。

ドリッパーホルダー

ドリッパーホルダーです。
グラグラしないで、マグカップに直接抽出できます。
ドリッパーと一緒に揃えるのも良きです。

フィルター

カリタのウェーブフィルターです。
安定した抽出にはこちらを。

ハリオの円錐フィルターです。
複雑な味わいにはこちらを。