2026年8月1日

【乗り継ぎで半日】KLIAトランジットでクアラルンプールを回ってきた

  

クアラルンプール国際空港(KLIA)での乗り継ぎが10時間半ありました。

朝4時半に着いて、次の便は15時発。
ラウンジにも入れず、空港で10時間座って待つのはさすがにしんどいので、市内に出て半日遊んでくることにしました。

半日のタイムライン

実際にこんな流れで動きました。

時刻動き
4:30KLIA着。入国審査
4:49KLIA Ekspresのホームへ
5:30KL Sentral着
6:11Grabでバトゥ洞窟に到着
7:06頂上で宗教行事に参加
8:00Tommy Le Bakerで朝食
10:00Transparent Coffeeでコーヒー
11:00店を出てKL Sentralへ
11:19KL SentralからKLIA Ekspresに乗車
11:48KLIA着。出国審査へ
15:00出発

出発の3時間前には空港に着こうということを思い行動しました。

荷物は最終目的地までスルーバゲージだったので手ぶらです。

4:30 KLIAに到着(出国まで10時間30分)

入国審査では、自動ゲートを狙っていたものの有人カウンターに回されました。
手動でスタンプを押してもらって、そのまま問題なく入国できています。

市内へはKLIA Ekspresで向かいます。
片道RM55、往復RM100(約3,980円)。
往復で買ったほうが少し安くなります。

4:49にはホームに立っていました。
始発に乗ってKL Sentralに着いたのが5:30です。

KLIA Ekspresの乗り場
車内はきれいだが、乗った車両には充電用のコンセントもUSBもなかった

ここで携帯の充電が60%ほどしかないことに気づきましたが、車内にはコンセントはなくいきなりのピンチに…

6:11 バトゥ洞窟へ(出国まで8時間50分)

最初の目的地はバトゥ洞窟です。
市の北13kmにあるヒンドゥー教の聖地で、272段の階段と巨大な像で知られています。

KL Sentralからの始発電車は6:56で、それだと遅すぎました。
洞窟が開いていることを祈りながらGrabで移動。

洞窟前の駅。早朝は人がまばら

着いた途端に雨が降り出しました。
傘持ってないのに。

朝のバトゥ洞窟。階段の下から見上げる。はとめっちゃ多い。

階段を登ろうとしたところで、修行者らしき人に呼び止められました。

ココナッツを渡されて「これを上まで持って行ってくれないか」と頼まれたのです。

上まで持っていってほしいと渡されたココナッツ

断る理由もないので、ココナッツを抱えて272段を登ることになりました。

272段。朝でも登りきると汗をかく

洞窟の中には鳥(おそらくコウモリ)がいました。
猿がいて荷物を狙われるという話を聞いていましたが、猿は見かけませんでした。
早朝だったからでしょうか。

上から見下ろすとなかなかの高さ

7時ごろに登りきると、頂上ではちょうどヒンドゥーの宗教行事が行われていました。
手に持っていたココナッツを渡すと「参加していいよ」と誘われて、そのまま混ぜてもらうことになりました。

行事の中身は、銀色のつぼと、平たい皿(さっき額に塗ってくれた白い粉が入っていました)を持って、祈る場所をぐるっと一周するというものでした。

最後におっちゃんが額に白い塗り物をつけてくれて、手首にはミサンガのような赤い糸を結んでくれました。

手首に結んでもらった糸

現金を全く持っていなかったのでお金を請求されたらどうしようと身構えてしまいましたが、最後まで請求は一切ありませんでした。
おっちゃんありがとう!

朝イチに行っただけなのに、思いがけずおもしろい体験ができました。

8:00 Tommy Le Bakerで朝食(出国まで7時間)

洞窟のあとは、知り合いから勧められたKampung AttapにあるTommy Le Bakerへ。
2010年から続くサワードウのパン屋です。

壁画のような外壁の建物。どこが店か分かりにくい

外壁が絵で塗られた建物の中にあって、正直どこが店なのか分かりませんでした。
オープンの時間が近づくとお客さんが集まっていたので入り口に気づきました。

中は中国人っぽいお客さんで賑わっていました。
このあたりはもともとチャイナタウンのような地区だったらしく、その名残で中国人のお客さんが多いようです。
8時の開店時にはすでに2〜3組が待っていました。

頼んだのはスモークサーモンのサンドイッチ、卵のサンドイッチ、それにフラットホワイト。

サーモンと卵を1つずつ
フラットホワイトも一緒に

注文すると番号札を渡され、席まで店員さんが運んできてくれる方式でした。
会計は1,939円。支払いはカードで問題なしです。

味はしっかりおいしかったのですが、思ったよりずっしり。
バターがきいており、1人で2個食べきるのはなかなか大変でした。

1人なら1個とコーヒーで十分だと思います。
2人以上で行って、シェアしながら何種類か食べるのが正解です。

10:00 Transparent Coffeeで一杯(出国まで5時間)

次に向かったのはGoogle mapで見つけたTransparent Coffee。
マンションの一角にある隠れ家のような店です。

ここも中国系の人で賑わっていました。
店内に貼ってあったポスターによると、マレーシアのBrewers Cupで5位に入ったバリスタが働いているようです。

頼んだのはエルサルバドルのコーヒーで1,270円。普通においしい一杯でした。

マンションの一角にある隠れ家のような店

そして、店で売っていたグラスに一目惚れして買いました。
値段はまさかの約4,500円。高いなと思いつつ、気に入ったので買っています。

このグラスには後日談があります…

11:48 空港に戻る。出国審査で40分(出国まで3時間10分)

11:00に店を出てGrabでKL Sentralへ戻り、11:19発のKLIA Ekspresに乗りました。
KLIA着は11:48。
約30分ほどで空港に到着。

ここで想定外だったのが出国審査です。

案内表示には「日本人は自動ゲートへ」と書いてあり、こちらは事前にMDAC(Malaysia Digital Arrival Card)の登録も済ませていました。
MDACは2024年1月から登録が義務化されたもので、入国3日前から無料で申請できます。
しかし自動ゲートを通れませんでした。

係員に「あっち」と有人カウンターを指され、結局、有人カウンターに並んで指紋を採取して通過しました。
並び始めてから通過まで約40分かかっています。

登録していても自動ゲートを通れないことがある、というのが今回の教訓です。

乗り継ぎの場合、出国審査には40分以上の余裕を見ておいたほうが安心だと思います。

支払いは全部カードで足りた

念のため空港内の両替所で少しだけ両替しようとしたのですが、レートは100円=1.98リンギットでした。
市場レートが100円で約2.51リンギットなので、21%ほど割高です。

両替するのは損だと思い、両替しませんでしたが、現金を使う場面が一度もありませんでした。

KL中心部と空港アクセス、それにカフェを回る範囲であれば、カードだけで問題なく回れました。

後悔した無駄な出費

楽しく回れた一方で、後悔している出費が2つあります。

充電器を置き忘れた(3,000円)

出国審査を通ったあと、出発を待つ間に空港のスターバックスに入りました。

出発待ちのスターバックス。ここで充電器を置き忘れた。

そこで充電しながら過ごしていたのですが、コンセントに挿したまま充電アダプタを置き忘れました。
気づいたときにはもう遅く、後ほど約3,000円払って買い直すことになりました。

グラスは日本で買えた(差額2,500円)

Transparent Coffeeで一目惚れして買った約4,500円のグラス。

帰国してから改めて見たら、まさかの日本の「KINTO」の製品でした。

KINTOの「SEPIA カップ 270ml」という耐熱ガラスのカップで、日本の公式価格は1,980円です。

現地で払った金額は日本の2.3倍。差額は約2,500円でした。

一目惚れして買ったこと自体は後悔していません。
ただ「日本でも買えたのか…」という気持ちにはなりました。

海外のカフェの物販が日本ブランドを扱っていることは珍しくないので、旅先で雑貨を買うときは一度調べたほうがよさそうです。

半日で使った金額

最後に、お土産以外で半日で使ったお金をまとめます。

項目金額
KLIA Ekspres(往復)約4,000円
Grab ①(KL Sentral → バトゥ洞窟)739円
Grab ②(バトゥ洞窟 → Tommy Le Baker)739円
Tommy Le Baker(朝食+コーヒー)1,939円
Transparent Coffee(コーヒー1杯)1,270円
Grab ③(Transparent Coffee → 駅)200円
スターバックス(空港で待つ間)499円
合計9,386円

半日でこれだけ動いて1万円かからないのは、悪くない数字だと思います。

まとめ

10時間半の乗り継ぎで、市内に出て半日遊んでくることができました。

  • バトゥ洞窟は早朝がおすすめ。涼しくて空いていて、思いがけない体験もあった
  • カフェ2軒を回っても、飲食と移動の合計は9,386円
  • 支払いはカードだけで足りた。空港の両替は21%ほど割高
  • 出国審査は事前申請していても自動ゲートを通れないことがある。40分以上の余裕を
  • カフェを出るときはコンセントを確認する。旅先で雑貨を買うときは日本の値段を調べる

乗り継ぎで長い待ち時間ができたときは、思い切って市内に出てみると案外楽しかったです。

(自己責任で)楽しんでみてください!